**零れる涙**
着替えて、白のキャミワンピに着替えた私は、洗面所を借りて顔を洗う。
軽く持ってきたメイクポーチで、メイクしたら長い髪をツインテールにした。

おばあちゃんに合ったのは、思い出しても分からないけどーー、かなり前かな。

それぐらい合ってない。
お母さんはいつも、理由つけては会いに行かないから車のない私は、いつも諦めていた。

交通は、電車を使って行こうかな。
なんなら、お弁当を作って行こうかな。
ウキウキだった。

不安はある。
だけど、おばあちゃんに会うのも、、
進くんと居られるのも、"幸せ"の一つなんだ。

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