**零れる涙**
山積みな、問題に頭を悩ました私は、一番に進くんへのことを考えた。


会いたい………………


  声が聞きたい。



嫌われててもいい。

隣に居てくれたらそれでいいのに………

君の側に居たいだけ。


私は、知らなかった。

親の想いも………


進くんの想いも………


みんな、私を想ってたことに、気づかずに。


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