同居人は恋愛対象外。
「四六時中笑ってたらそれはバカみたいだけどさ、けど笑うっていい事だよ?
友達と笑い合えば嫌だなって思ってた事忘れれるし、笑顔の多い人には自然と人が集まる…。
それにその笑顔を見た人も心が落ち着いてくるの。
いい事いっぱいでしょ?」
普段ふとした瞬間に思うことを水田くんに伝えた。
こんな事言ったのなんて今回が初めてで少し照れくさい。
「うん…ちょっとだけ笑う事っていいことなのかもって思った。」
ほんの少しだけ口角をあげた水田くんはな小さな声でそう言った。
「てか、いい話の所言いにくいんだけど、
学校大丈夫?」
その声に枕元の時計に目を向けると時計の針は8時15分をさしていた。
「えぇ!?遅刻じゃん!ごめん今日のお昼は購買で買って!」
飛び起きた私は慌てて準備にとりかかる。
そんなこんなで無事に仲直りできた私たちでした。