同居人は恋愛対象外。
ぎくしゃくした関係どうにかしたいって思うのに私に会いたくないのか最近毎日バイトばかりで帰って来るのがとっても遅い。
仲良くしたいって思ってるのは私だけなのかな。
時計はもうすぐ12時を指そうとしているなか、私は先に布団をかぶり不安を募らせる。
1週間後にはまた水田くんと出会う前みたいにお互い別々の生活が始まっちゃう。
そう考えるとやっぱり悲しい…。
気づくとそのまま寝てしまっていた。
 ̄ ̄ ̄ ̄
その夜、夢うつつにぼんやりと水田くんが居た。
「いつもありがとう。」
それと同時に頭にふわっと頭を撫でてくる。
撫でるのをやめた水田くんは私の側に座ったまま。
「どうすれば、あんたの事あいつから奪えるかな。」
不安そうに呟くと私の頰にそっとキスを落とした。