♥バレンタインの奇跡♥
あの後、私の涙が止まるまで結人くんはずっと隣にいてくれた。
それがとても心地よくて、あったかくて…結人くんがいてくれて良かったと、心の底から思った。
しばらくして二人で売り場に戻ると、案の定こっぴどく叱られて…どうにかクビは免れたけど、罰として居残り残業をさせられることになってしまった。
しかも、結人くんと二人で…!
二人って…二人きりって!
どうしたら!
…って、ダメだよ。
残業は私一人でやるべきだ。
結人くんを巻き込んでしまったのは私。残業にまで付き合ってもらったら申し訳なさすぎる。
そう思っていたのに…
社員の人には全く聞き入れてもらえず。
どうしても二人で残らなきゃダメみたい。
「桃子も残りたーい!野川さんの代わりに私が残ります!」
と、騒ぎまくる桃子の意見ももちろん聞き入れてもらえずで。
即却下。
ギロリと私を睨む桃子。
そんな睨まれても…。
それがとても心地よくて、あったかくて…結人くんがいてくれて良かったと、心の底から思った。
しばらくして二人で売り場に戻ると、案の定こっぴどく叱られて…どうにかクビは免れたけど、罰として居残り残業をさせられることになってしまった。
しかも、結人くんと二人で…!
二人って…二人きりって!
どうしたら!
…って、ダメだよ。
残業は私一人でやるべきだ。
結人くんを巻き込んでしまったのは私。残業にまで付き合ってもらったら申し訳なさすぎる。
そう思っていたのに…
社員の人には全く聞き入れてもらえず。
どうしても二人で残らなきゃダメみたい。
「桃子も残りたーい!野川さんの代わりに私が残ります!」
と、騒ぎまくる桃子の意見ももちろん聞き入れてもらえずで。
即却下。
ギロリと私を睨む桃子。
そんな睨まれても…。