王子は冒険者になる!
*
***
と、いうわけで、
俺、今 ギルドなう。
やっほーい。
いやほーい。
ちょっと変なテンションなのも勘弁してくれ。
騎士タイラーはマジで優秀だったよ!
幻影の魔術はマジで俺とふり二つを作り出して、
休憩と昼食を兼ねた 神殿・・・?みたいなところから
そーっと抜け出せた。
もちろん、服も金も用意してもらった。
やべぇ、もう騎士タイラーに頭あがんねぇな。
ギルドは、
開放的な空間で数名中にいるが
大人も多いがおじいちゃんや、俺ぐらいの子供もいる。
別に10歳の俺がウロウロしても違和感はない。
何だろうな。
受付や、先に申請書を書くところがあって
壁には広告や依頼書。
あぁ、あそこの魔法モニターみたいなのでも確認できるようだな。
壁にかかった説明文に目をやる。
==これから、登録のあなたへ!==
身分証をきちんと記入しましょう。
保証人は、2人 許可
発行には時間がかかります
。。。。
。。。。。
などなど、『履歴書』の書き方が書かれていた。
よくよく見ると、
依頼書も
『冒険者』というより、「000の仕事募集」とか「000の素材を集めて換金」
みたいな感じだ。
そうか、そうだよなぁ。いかにもファンタジーみたいな魔王とかいないしな。
いたら、一応『第二王子』の俺のところまで話が来るはずだし。
うーんと、「あぁ」
ぐるりと見回して
納得した「職安だ。」
い、イメージと違う・・・
まぁ、登録して仕事を紹介って感じか。
あぁ、『派遣社員』だな。
頭に巻きつけた緑の紐が きゅ、っとなる。
「あ、やべぇ、あと30分ぐらいか。」
緑の紐には騎士タイラーの術がかかっていて
俺の目立つ白金の髪色をブラウンに変化させている。
見た目も、若干変えている。
あと、時計の代わり。
目と鼻の先の 神殿(なんとギルドの二軒隣だったよ)
とはいえ、騎士タイラーが協力してくれたのは一時間。
さて、ギルドは見ることができたな。
フリーのパンフレットや説明書を取って、念のため、申込用紙ももらか。
「あら、坊やはお使い?
それとも登録?」
「おつかいですー。申込書とって来いって、にぃーちゃんが。」
「あらあら、おりこうね。」
わざと、あどけない感じで言ってみる。
実年齢より若く見えるかな?
カウンターのお姉さんがニコリと笑って
薄い紙を差し出した。
「申込用紙も「魔法紙」を使ってるわ。
記入したら5時間ほどで消えるから、早く持ってきてって伝えるのよ?」
「はぁーい。ありがとうございましたぁ」
へぇ、そうなんだ。
さすが「ギルド」
俺は、とりあえずギルドを後にした。
***
と、いうわけで、
俺、今 ギルドなう。
やっほーい。
いやほーい。
ちょっと変なテンションなのも勘弁してくれ。
騎士タイラーはマジで優秀だったよ!
幻影の魔術はマジで俺とふり二つを作り出して、
休憩と昼食を兼ねた 神殿・・・?みたいなところから
そーっと抜け出せた。
もちろん、服も金も用意してもらった。
やべぇ、もう騎士タイラーに頭あがんねぇな。
ギルドは、
開放的な空間で数名中にいるが
大人も多いがおじいちゃんや、俺ぐらいの子供もいる。
別に10歳の俺がウロウロしても違和感はない。
何だろうな。
受付や、先に申請書を書くところがあって
壁には広告や依頼書。
あぁ、あそこの魔法モニターみたいなのでも確認できるようだな。
壁にかかった説明文に目をやる。
==これから、登録のあなたへ!==
身分証をきちんと記入しましょう。
保証人は、2人 許可
発行には時間がかかります
。。。。
。。。。。
などなど、『履歴書』の書き方が書かれていた。
よくよく見ると、
依頼書も
『冒険者』というより、「000の仕事募集」とか「000の素材を集めて換金」
みたいな感じだ。
そうか、そうだよなぁ。いかにもファンタジーみたいな魔王とかいないしな。
いたら、一応『第二王子』の俺のところまで話が来るはずだし。
うーんと、「あぁ」
ぐるりと見回して
納得した「職安だ。」
い、イメージと違う・・・
まぁ、登録して仕事を紹介って感じか。
あぁ、『派遣社員』だな。
頭に巻きつけた緑の紐が きゅ、っとなる。
「あ、やべぇ、あと30分ぐらいか。」
緑の紐には騎士タイラーの術がかかっていて
俺の目立つ白金の髪色をブラウンに変化させている。
見た目も、若干変えている。
あと、時計の代わり。
目と鼻の先の 神殿(なんとギルドの二軒隣だったよ)
とはいえ、騎士タイラーが協力してくれたのは一時間。
さて、ギルドは見ることができたな。
フリーのパンフレットや説明書を取って、念のため、申込用紙ももらか。
「あら、坊やはお使い?
それとも登録?」
「おつかいですー。申込書とって来いって、にぃーちゃんが。」
「あらあら、おりこうね。」
わざと、あどけない感じで言ってみる。
実年齢より若く見えるかな?
カウンターのお姉さんがニコリと笑って
薄い紙を差し出した。
「申込用紙も「魔法紙」を使ってるわ。
記入したら5時間ほどで消えるから、早く持ってきてって伝えるのよ?」
「はぁーい。ありがとうございましたぁ」
へぇ、そうなんだ。
さすが「ギルド」
俺は、とりあえずギルドを後にした。