好きだよ。でも、さよなら。
今日も優華がこないまま、
担任がきて朝のホームルームが始まった。
日直「きりーつ、気をつけ、礼!」
「おはよーございます」
担任「えー、残念なお知らせがあります。
柊 優華さんが、昨夜、発作で倒れ
病院に運ばれましたが、病気、のせい、
で、亡く、なってしま、いました。
お通夜、が、今日行われ、
告別式、があ、した、あります。
あし、た、用事が、な、い人は、
行っ、てください。」
持病?なんだよ、それ…
ガタッ
「おい!病気ってなんだよ!
俺、そんなの聞いてねーよ!!
なんでだよ、
なんで俺に言ってくれなかったんだよ!!」
担任「心臓の病気です。
この学校に入った時には既に
余命あと、5ヶ月でした。」
教室にいる奴らは皆泣いていた。
もちろん、俺も。
そして、担任も。