君のために、死んであげる

・*:..。o○


世界が変わり、目の前にいるシューが、
とてもかっこよく、美しく感じた

それは、もともとだけど…



しばらく見とれていたら、「朱咲実?」と声をかけられた

「あっはい!?」
「どうした」
「なな、何でもないよっ?」

そうか?とシューは私を見つめる


「あーうめぇ」
「ワイン?」
「あぁ」

シューがこんなに絶賛するなら、私も飲んでみたいな…

成人したら



しばらく私が成人してシューと飲んでいるのを想像していたら、なんかシューが喋り出した

「ん…………」
「シュー?」
「あ、あぁ……………」

な、なになに?

もしかして…

「シュー、酔ったの?」

シューは、顔を真っ赤にして、私を見ていた

「大丈夫?寝る?」

シューはぼけーっとして、私を見つめる

「えーと、寝よっか」

私はシューの手をひいて、ベッドに連れていく
ようやくついたところで、シューはぴたっと歩くのをやめた

「?どしたーーー」

ーー の と言った時には、私はベッドに押し倒されていた

「シュー…っ!?」
「や、ば……い」

やばいって、なにが?



「まさか…」




「理性、抑えれねぇ、かも」

「やばいじゃんっ」




いや、やばいのか、う、嬉しいのかわかんないんだけどさ


それって……

「私のこと…」


「………ぐぅ」



は?




シューはゴロン、と横になって、

寝た




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