月夜の砂漠に紅葉ひとひら~出会ったのは砂漠の国の王子様~
「おはよう、紅葉。」
手をヒラヒラさせて、ときわは出張当日に、テンション高くなる質だとわかった。
「じゃあ、そろったところで、行きますか!?」
ときわが人の家の玄関の中で、音頭をとる。
「おう‼」
私と光清で、右手の拳を上げる。
三人の中で、いつの間にか始まった気合い注入の儀式。
「行ってらっしゃい!」
母親の気合いの入った挨拶が、尚一層三人の士気を高めた。
「じゃあ、行って来ま〜す。」
呑気な受け答えをして、私は玄関を出た。
「いよいよだね。」
「いよいよだな。」
光清とときわのテンションが、MAXに近づく。
「うん。」
それに連れられて、私のテンションも高まりだす。
「ところで、よく眠れた?」
ときわが、ステップを踏みながら聞いてきた。
「俺、興奮して眠れなかった!」
「そうだよね。紅葉は?」
夢の内容を思い出していた私は、光清とときわの質問に気づいていなかった。
手をヒラヒラさせて、ときわは出張当日に、テンション高くなる質だとわかった。
「じゃあ、そろったところで、行きますか!?」
ときわが人の家の玄関の中で、音頭をとる。
「おう‼」
私と光清で、右手の拳を上げる。
三人の中で、いつの間にか始まった気合い注入の儀式。
「行ってらっしゃい!」
母親の気合いの入った挨拶が、尚一層三人の士気を高めた。
「じゃあ、行って来ま〜す。」
呑気な受け答えをして、私は玄関を出た。
「いよいよだね。」
「いよいよだな。」
光清とときわのテンションが、MAXに近づく。
「うん。」
それに連れられて、私のテンションも高まりだす。
「ところで、よく眠れた?」
ときわが、ステップを踏みながら聞いてきた。
「俺、興奮して眠れなかった!」
「そうだよね。紅葉は?」
夢の内容を思い出していた私は、光清とときわの質問に気づいていなかった。