ツンデレクール王子に捕まりました!

蓮 side

今日から住む家に着いた





この家に住んでいる莉々奈は、どこか出掛けるといって足早に家を飛び出したみたいだった






今日、どーするか






部屋でスマホをいじること数分






裕翔という、仲良いやつから電話がかかってきた






「何の用?」





ちょうど暇だったから内心少し嬉しかったけど、性格上素直になれないで面倒くさそうに答える






「全くー、蓮暇してるかどーしてるかと思って電話してやったのにーー」






こいつは、俺からするとありえないくらい精神年齢が低い






「変わらず、アホだなお前」






「なんだとーー!?変わらずって昨日も会っただろー!?」





ハイテンションで言われた






「そーだったっけ?覚えてない。」





覚えてないわけないけど、いじってみる





「おぼえてないだとーー!?...あ、そうだ!
用があるんだった。今暇してるんだろ?
一緒にサッカーしよーぜ!」






コロコロ気持ちが変わるヤツ





まあ、そこがいいんだけどな






「つきあってやってもいーぜ」






「うぉっしゃ!いつもんとこ来いよ。それじゃ速くなー!」






どーせ暇してるし、行くか...






待ち合わせ時間を決めて電話を切った







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