ツンデレクール王子に捕まりました!





「あー、了解」





この前のやつとは、少し前にも挑戦したけど、なかなか使いこなせなかった技のこと






「よーい、どん!」






そんなこんなで、こいつと1日過ごした






あっという間に辺りは暗くなっていて、時計を見ると、既に7時を指していた





「裕翔、俺帰るわ。またな」





「あ、そーか。初日からいないのはやばいよな。また学校でな!」





笑顔で手を振ってくる裕翔に軽く手を振り返して莉々奈の家へと帰る





遅くなったことを連絡しようと思ったけど、連絡先を知らないことに気づいて諦めた





ガチャ





家のドアを開けて入ると、莉々奈がいて、暗い顔をしていた





俺に気づくと、ぱっと顔が晴れた





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