いつか、眠るまで
知らない記憶
未亜 side
翌日、私はお母さんと一緒に病院にいた。
昨日のことが頭から離れない。
【楠木くんだって待ってるんだから(⃔ *`꒳´ * )⃕↝】
楠木くん……
知らない男の名前。
舞は、私の唯一の友達。
あの子が、嘘をついてるようには思えない。
考えているそばから、舞からメッセージが送られてくる。
【未亜ー?今日も来ないのー?
楠木くん心配してるよー?】
あ、やばい。
昨日、あのことで頭いっぱいで返信してなかったから、病院に行くこと伝えてないんだ。
私は急いで舞に返信を送った。
【ごめん!
今日は、病院寄ってから学校行く!】