いつか、眠るまで
私の余命はあと2年
不思議な男の子
「ねぇねぇ!楠木くんってどこから来たの?」
「好きなタイプの人ってどんな感じ?」
「那音って呼んでいい?俺、サッカー部なんだけど、那音も入らない?」
あっという間に人気者になったよ、楠木くん。
まぁなんというか、よかったね。
「あれはモテ期到来だね〜」
隣にいる舞が言う。
モテ期って、あんなに大変なんだ…。
「でもあの性格、絶対未亜とはつり合わないよね。」
うん、その通り。