恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

混乱している頭を必死に整理をさせようとする。

そうしたら私がに居ることに気づいた
蓮先輩達。

「あっ!?お前……」

「あら、あなた。まだ居たの?
今、取り込んでるから後にして下さらない?」

どうやら私の存在を忘れられていたようだ。

(いや。別に邪魔するつもりは、無いんだけど…)

「そ、そうですよね。失礼します」

何だかムカついて頭を下げると
部屋から出て行く。

「お、おい!?」

「……ねぇ、あの子?
新しい月(ルナ)って」

「お前……何故それを!?」

「あら、もうその噂は、あちらこちらで
持ちきりよ?
もしかして知られたく無かったのかしら?」

「……。」

黙り込む蓮先輩だった。

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