恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「俺も迷惑している。しかし
『学園長に許可を貰ってる』と言うしな。
下手に口出しが出来ない。
まったく…何考えているんだ!?」
森安先輩は、ムスッとした表情をする。
そうしたら
「皆…迷惑かけて申し訳なかったね!」
雅先輩が謝って入ってきた。
「雅先輩!?」
「会長!?」
「まさか、麗香がココに来て
こんなに迷惑かけているなんて思わなかった。
申し訳ない」
「先輩のせいではないですよ!」
頭を下げる雅先輩に私は、
慌てて止めた。
「そうですよ!あの女が勝手にした事なんだし
それに親が勝手に決めた許婚なんですよね!?
いいんですか?」
美久先輩は、そう言ってきた。
(美久先輩……)