恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「うん……仕方が無いよ!
親の決めた事だしね。逆らえない」

そう言いながら寂しそうな表情をする。

雅……先輩。

何だか胸が苦しくなってくる。

「だが、いいんですか?
このままにして…あの人が
何をするか分かりませんよ?」

森安先輩が、心配そうに言うと

「……そうだな。皆にも迷惑がかかるし
俺からまた、話しみるよ!」

雅先輩がそう言うが、だがしかし

心配する事は、その人だけではなかった。

その頃。

「何?そうか…それは、面白い事になっているな」

誰かが、電話で話していた。

クスッと不敵に笑う。

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