恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「く…倉田七海です」
緊張気味に自己紹介する。
間近で見るとさらにカッコイイなぁ……。
思わず胸が高鳴る。
そうしたら
「そう…七海ちゃんか。
俺は、聞いていると思うけど
雅達のイトコの高遠寺景吾。
これからよろしくね?」
ニコッと微笑まれた。
(あっ意外に優しい人かも?)
そう最初は、思った。
「よろしくお願いします!」
深々と頭を下げると
「俺も月(ルナ)なんだ!
なかなか仲間が居なかったから嬉しいよ。
あっ景吾で、いいから」
えっ!?
「け、景吾先輩って月(ルナ)なんですか!?」
驚きの真実を聞かされた。