恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「報告しておこうと思ってね。
俺達付き合う事になったから」

景吾先輩は、突然そんなことを口に出してきた。

は……はぁっ!?

何を言い出すの!!?

「あの……何を…」

私は、返事をしていない。
慌てて否定をしようとしたら

手で、口を塞がれてしまった。

「……っ!?」

「あら、それは、おめでとう。
私達もそうなりたいものね」

麗香さんは、クスッと笑いながら
蓮先輩の腕を組んでいた。

それに何だかムッとする。

「何だ…お前は、祝ってくれないのか?」

そう言いながらニヤッと笑う景吾先輩。

< 149 / 392 >

この作品をシェア

pagetop