恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
蓮……先輩!?
(そんな……)
私は、蓮先輩の言葉にショックを受ける。
関係ないって……もう私は、
必要ないの?
思わず蓮先輩を見つめた。
「早く行けよ。もう顔も見たくねぇ!!」
「……。」
思わず泣いて部屋から出て行こうとする。
「七海ちゃん!?」
慌てて呼ぶ景吾先輩だったが
私は、構わず部屋から出て行った。
「……。」
蓮先輩は、黙り込んでいた。
拳を握りながら