恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「あ~あ、泣かしちゃった」
クスッと笑う景吾先輩
「あの子……可哀相ね」
そう言いながら可笑しそう麗香さんも
笑っていた。
「景吾……お前。何の目的だ?」
「別に…ただ好きになっちゃったから
告っただけだけど?」
フフッと笑う景吾先輩。
「チッ」
舌打ちをすると蓮先輩は、跡を追いかけるため
部屋から出て行った。
「ちょっと蓮!?」
「フフッ……やっぱりね。
なおさら奪いたくなるよねぇ~」
その光景を見て景吾先輩は、呟いた。
「ちょっとあんた何を考えているのよ!?
私の邪魔しないで下さらない?」