恋する乙女～パーフェクト王子VSヤンキー王子～

ガチャッとドアを開ける。

バタバタッと階段をおりていく。

「ちょっと出掛けて来る！」

私は、慌てて家から飛び出した。

「七海ちゃん！？」

「まったく…世話の焼ける妹だねぇ～」

そう言いながらお兄ちゃんは、
クスクスと笑った。

私は、慌てて学校に向かった。

はっきりさせないから誤解されたんだ。

（私は、本当は…）

そう思って走っていたら
ヤンキー達に囲まれてしまった。

えっ！？