恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
どうしたら…いいの?
私では何も出来ない。
蓮先輩を深く傷つけてしまった。
自分でも頭の中が混乱して
どうしたらいいか分からなかった。
ボーと立ち止まっていたら
その話を陰から聞いている者が他にも居た。
「ウフフッ、いい事を聞いちゃった。
大スクープ。景吾様に伝えないと…」
カメラを持ちながら
笑うのは、六崎先輩だった。
六崎先輩に知られてしまった。
それが大変なことになる。
そして、次の日。
学園の全校生徒は、そのことがバレて
ハプニングになっていた。
「嘘っ~雅様と蓮先輩って同一人物なの!?」
「マジかよ!?」