恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「うん。私なんて、凄くギリギリだったから
もう落ちたと思ったよ」
「七海は、特にね。
あっねぇねぇ。
さっきココの学校で凄い噂を聞いたんだけどさ」
「えっ?何々?」
「あのね…」
明里が何かを言おうとしたら
パシャッと
カメラのフラッシュが光った。
「はーい。可愛らしい新入生を激写」
『キャアッ……な、何!!?』
1人の女子生徒が私達の姿を
撮ってきた。
一体何が起きたのか分からず
驚いてしまった。