恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
さっきのことを考えるだけで
今でも身体が震えそうだ。
「何かあったの?顔色悪いわよ?」
「それが…あっいや、何でもない」
「えっ何?どうしたの!?」
危ない…。
うっかり明里に話す所だった!!
こんな話を信じてもらえるか
微妙なところだし
絶対に誰にも言うなって言われていたんだった。
もし…話したら
ゾクッと背筋が凍った。
何されるか分からない。
思わず考えてしまい恐怖に感じる。
あぁ、本当だったら
全て明里に打ち明けているのに……。