恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

『どの2人も学園の事を考えている
優しい人なんです!
私は、雅先輩も蓮先輩も大好きだから
学園を辞めてほしくありません。
何で…皆分かってくれないのですか』

『一体2人の何を見てきたんですか……』

どれも真実なのに…。

蓮先輩も雅先輩も
大切な生徒なのに……。

そう言い泣き出してしまった。

そうしたら

三永先輩が私の隣に立った。

「俺は、月(ルナ)の三永涼平だ。
俺は、兄貴の時にずっとそばに居たから知っている。
お前知らないだろ?
兄貴は、ずっと不良を名乗りながら
学園を密かに守っていたんだ」

「梅宮高校の奴らは、無視していう事を
聞かなかったけど…他の不良の奴らが
お前らに手を出さないように裏で
守ってくれていたんだ!』

えっ?

「三永先輩が…月(ルナ)!?」

周りの子達が騒ぎ出した。

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