恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

景吾先輩の父親は、クスッと笑った。

「俺達、双子なのにな。
こんなに憎み合って…子供達の前で情けないものだ。
本来なら助け合わないといけない関係なのに。
景吾…帰るぞ!」

そう言い帰ろうとする。

「と、父さんいいのか!?蓮の事は?」

「兄さん!?」
景吾先輩と蓮先輩の父親は、
驚いていた。

「…俺は、何も聞いていない。
そうだろ?…透」

「は、はい」

「また、来させてもらうよ!」

景吾先輩の父親は、
それだけ言うと行ってしまった。

「…って事は…」

大喜びする皆。

「やったぜ!!兄貴」

嬉しい…。

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