恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「あの……私ですけど……?
何でしょうか?」

ヤンキーってことは、
蓮先輩関係だろうか?

「お前か?あ~もう。
説明は、後で言うからとにかく来い!」

そう言うと強引に私の腕をを引っ張り
連れて行こうとしてきた。

「な、七海!?」

何が何だか分からない。

「ちょっと授業あるんだけど…ってか、離してよ!!」

必死に手をほどこうとするが

「てめぇ、早くしろよ!?
兄貴に怒られるだろうが」

「だから、兄貴って誰なのよ!?
意味が分からない人の所に
何で私が行かないといけないの!?」

ちょっとムッとして言い返した。

「チッ兄貴は、高遠寺蓮だよ!
俺は、三永涼平(みなが りょうへい)
お前に話があるんだってさ」

や、やっぱり!?

< 22 / 392 >

この作品をシェア

pagetop