恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

嫉妬。


「えっ?」

振り向くと二階堂さんだった。

「二階堂さん!!
今日は、休みでしたっけ?」

「うん。違うバイトした帰り。
あれ?なんか元気なそうだけど…何かあった?」

心配そうな顔をしていた。

ギクッ!!

「あ…いえ。元気ですよ」

慌ててニコッと笑って誤魔化した。

「そうだ、よかったらその辺でお茶していかない?
ナンパみたいだけど、話ぐらいなら聞くよ?
ってか、店長にバレたら怒られそうだけど」

ウィンクしながら誘ってくれた。

クスッと思わず笑ってしまう。

「フフ…はい」

私は、誘いを受け入れた。

近くにあった喫茶店で
お茶をしながら少し話をした。

< 264 / 392 >

この作品をシェア

pagetop