恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
嫉妬。
「えっ?」
振り向くと二階堂さんだった。
「二階堂さん!!
今日は、休みでしたっけ?」
「うん。違うバイトした帰り。
あれ?なんか元気なそうだけど…何かあった?」
心配そうな顔をしていた。
ギクッ!!
「あ…いえ。元気ですよ」
慌ててニコッと笑って誤魔化した。
「そうだ、よかったらその辺でお茶していかない?
ナンパみたいだけど、話ぐらいなら聞くよ?
ってか、店長にバレたら怒られそうだけど」
ウィンクしながら誘ってくれた。
クスッと思わず笑ってしまう。
「フフ…はい」
私は、誘いを受け入れた。
近くにあった喫茶店で
お茶をしながら少し話をした。