恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「今日花菜ちゃんも
びっくりしたって言っていましたよ!」

「本当?あいつそれ聞いた時
すげぇ喜んでたからね。
お土産に貰ったヤツなんて1人で
ほとんど食べちゃって俺には少ししかくれないの」

「え~花菜ちゃんが!?」

あんなに華奢で細いのに。

「あぁ実は、花菜は
意外に大食いなんだよ。
きっと皆の前では、少食のフリをしてるだろうけど
あっこれ内緒ね?
俺が喋ったと知れたらうるさいから」

クスクスッと笑いながら言ってきた。

「アハハッは~い」

私も思わず笑った。

「あっ良かった。
笑顔になってくれて…元気がなかったから」

すると笑顔でそう言ってくれた。

「二階堂さん…」

「辛い事があるなら、いいなよ?
俺でよかったら相談に乗るし」

「…ありがとうございます」

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