恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「もう1つの部門?」

それは、何かしら?

すると蓮先輩は、

「あぁ…それ以外の中でも最高の役員。
『月(ルナ)』だ!」

私にそう言ってきた。

月(ルナ)?

「何ですか…それは?」

聞いたことがない名前だ。

「月(ルナ)は、生徒会長が直々に
選んだ特別委員の3人の事だ!
それに選ばれた者は、生徒会と同じ
権力を手に入れることが出来る」

「へぇ~凄~い!!」

「そこでだ…お前が、その月(ルナ)になれ!」

「は…はい!?
そんなの無理ですよ」

いくら何でもそう簡単になれる訳がない。

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