恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「ち…違います!!
ただ、犯罪みたいな事は、よくないからで……」
恥ずかしがりながら否定する。
「…お前って分かりやすいな」
クスッと笑いながら言われてしまう。
しかしすぐに真顔に戻ると
私の襟を掴むと
「言ったはずだよな?
俺は、限られた人間しか使用しないって。
お前は、それで俺に証明して見せろよ!」
ゾクッと背筋が凍った。。
「そ…それは、あなたが勝手に
疑っているだけじゃない。
私は、言わないもん」
怖いのを耐えたからもそう伝えてきた。
(こ、怖い…)
「とにかく…俺の命令は、絶対だ!
もし破ってみろ…」
そう言うと壁を
バキッと叩いて穴を空けた。
「……えぇっ!?」