恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「べ…別に…何もねーし」

「何で、目を逸らすのよ?
怪しいわねぇ~」

三永先輩の態度に美久先輩は、怪しんだ。

あれ?意外とお似合いだ。
雰囲気が似ているというか……。

「別にいいじゃん。
それより、最近あのヤクザみたいな奴らが
この辺をうろついているみたいだから気をつけろよ!
とくに倉田…お前はな」

三永先輩は、何故か私にも指差してきた。

「えっ?私がですか?」

「お前が、1番危なっかしい」

ビシッと言われてしまう。

何よそれ!?

失礼ねぇ~それってどういう意味よ!?

「私は、大丈夫です!」

そう言うが、

でも、確かにヤクザみたいな人達は、
この辺をうろついているみたいだ。

あちらこちらで、嫌がらせをしているらしく
私の家も例外ではなかった。

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