恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「えっ二階堂さんどうしたんですか!?」

二階堂さんは、頬を殴られたみたいで
腫れあがり怪我までしていた。

あのヤクザの仕業!?

「七海か…さっきの奴らが
文句をつけて暴れてな。
止めようとしてくれた二階堂君が殴られたんだ!」

えっ!?

「これぐらい…大丈夫ですよ。
しかし、酷い奴らですねぇ~店をこんなにして…」

二階堂さんは、ため息を吐きながら
そう言っていた。

「本当…こんな怪我までさせて
七海ちゃん悪いのだけど二階堂君を
手当てしてあげてくれない?
私は、片付けがあるから」

志穂さんが私にそう言ってきた。

「分かったわ。
二階堂さん…家の中に…」

「…あぁ、ごめん」

家のリビングに行くと
二階堂さんの頬を消毒する。

「い、イタッ!!」

二階堂さんは、痛そうにする。

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