恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
本当…馬鹿。
「何やってんのよ…自分」
ベッドにうずくまりながら呟いた。
また、涙が溢れてきた。
本当に…蓮先輩の事が好きなんだな。
今さら分かっても…もう遅いのに
何で…素直に好きって言えないのだろう?
勝手にヤキモチを妬いて……なのに
二階堂さんとkissしそうになるなんて
蓮先輩のこと責められないじゃない。
もう最悪だ。
すると突然カバンの中に入っていた
スマホが鳴り出した。
ビクッ!!
心臓が飛び出そうになる。
だ、誰から……?