恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「お、おはよう」

「おはよう!」

「あの…この前は、ごめんね?
無神経な言って…」

花菜ちゃんは、悲しそうな表情で私達に
謝ってきた。

花菜ちゃん…。

「いいよ。花菜ちゃんが
別に悪い訳ではないもん」

「本当…?ありがとう。
良かった…嫌われたらどうしようかと思って…」

安心したようにホッとしていた。

その表情を見て
また胸が締め付けられそうになった。

「あのね…花菜ちゃんに話したい事が
あるのだけど…」

自分の気持ち分かった以上。

言わないのは、失礼だよね?

「なぁに?」

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