恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「フフッありがとうございます」

褒められ嬉しくなって
お礼を言うとある事に気づいた。

「あれ?森安先輩と三永先輩は?
景吾先輩も居ないし一緒ではなかったのですか?」

もしかして来られないのかしら?

「森安先輩は、何か忙しいから欠席だって。
涼平は、用事があるから後から行くって
言っていたけど…景吾さんは、知らない」

美久先輩は、説明してくれた。

「そうですか」

無理もないか…森安先輩は、
こういうの嫌いそうだし、蓮先輩の護衛もあるしね。

なら、三永先輩もかな?

「あら、いらっしゃい」

志穂さんがリビングから出てきた。

『お邪魔します。
今日は、お招きありがとうございます』

「ウフフッ楽しんで行ってね」

ニコッと笑顔で挨拶を返してくれる志穂さん。

「この人は、七海ちゃんのお姉さん?」

二宮先輩がそう尋ねてきた。

< 327 / 392 >

この作品をシェア

pagetop