恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「フフッありがとうございます」
褒められ嬉しくなって
お礼を言うとある事に気づいた。
「あれ?森安先輩と三永先輩は?
景吾先輩も居ないし一緒ではなかったのですか?」
もしかして来られないのかしら?
「森安先輩は、何か忙しいから欠席だって。
涼平は、用事があるから後から行くって
言っていたけど…景吾さんは、知らない」
美久先輩は、説明してくれた。
「そうですか」
無理もないか…森安先輩は、
こういうの嫌いそうだし、蓮先輩の護衛もあるしね。
なら、三永先輩もかな?
「あら、いらっしゃい」
志穂さんがリビングから出てきた。
『お邪魔します。
今日は、お招きありがとうございます』
「ウフフッ楽しんで行ってね」
ニコッと笑顔で挨拶を返してくれる志穂さん。
「この人は、七海ちゃんのお姉さん?」
二宮先輩がそう尋ねてきた。