恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「綺麗な人だね」

「はい。お姉さんと言っても
正確には、私のお兄ちゃんの奥さんなんですけど」

「へぇ~七海ちゃんお兄さんが居るのねぇ~」

大橋先輩は、驚いていた。

「15歳離れた兄なんですけどね」

少し照れたように教えた。

しばらくしてガチャッとドアが開くと

「七海~お誕生日おめでとう。
あっ皆さんこんにちは~ 」

明里が元気よく挨拶してきた。

「こんにちはは…え~と。
あなた、確か新聞部の子よね?」

「はい。新聞部兼七海の親友の八波明里です。
後で、皆さんの写真を撮らせて下さいね」

カメラを持参しているし…。

「も~明里ったら」

すっかり新聞部として板についてきたわね。

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