恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

なんて…酷い!!

「お兄ちゃん、二階堂さん!?」

「お願いですから、店の中を荒らさないで下さい」

そう必死に言うお兄ちゃん。

「はぁっ!?わざわざ
この前の事を許してやって仲間を連れて来たのに
態度がこれか!?」

「ふざけた事やってんじゃねぇー!!」

近くにあった物を蹴飛ばした。

お店の物が壊されていく。

「やめろ!!
お前らは、ただ暴れたいだけだろ。
出て行け!!」

そう言い二階堂さんは、掴みかかった。

「この前といい……学習しねぇ~兄ちゃんだな」

「また、殴られたいのかい?
アハハッ」

そう言いながら笑いだした。

「酷い…」

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