恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「まったく。無駄に動いてしまった…」

「そういえば…森安先輩は、
今日欠席ではなかったんですか?」

私は、不思議そうに聞いた。

「あぁ、そのつもりだったのだが
蓮様にこっちに行くよう言われてな」

「蓮先輩に…?」

何で、蓮先輩がそんなことを…?

「七海…その子達は、誰だ?」

お兄ちゃんが聞いてきた。

「あっ今日招待した三永先輩と森安副会長です!」

「そうか…助けてくれてありがとう」

「いいえ、大した事はしてないですよ!
それより…気になる事が…」

そう言い後ろを睨みつける森安先輩。

(……?)

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