恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「い、一体どうなってるんだ?」

お兄ちゃんは、まだ動揺していた。

しかし二階堂さんは、クスッと笑った。

「フッ、どんなに頑張ったってもう遅い。
あの蓮って男も落ちた者だな。
まんまと策略にやられるなんてさ」

そうしたら

バン!!

明里は、二階堂さんに平手打ちをした。

「…っ!!?」

「あんた、最低!!
七海が、どれだけ傷ついたと思っているのよ!?
あんたの事でも悩んでいたのに
もう二度と七海に近寄ら無いで」

そう言い怒鳴った。

「そうよ!!あんたなんかに
七海ちゃんの気持ちを踏みにじる資格なんて無いわ。
二度とココに近寄らないで!!」

美久先輩も怒った。

「…ふん。もう利用価値が無いし
二度と近寄る気なんて無いさ」

そう言い出て行こうとした。

< 341 / 392 >

この作品をシェア

pagetop