恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「い、一体どうなってるんだ?」
お兄ちゃんは、まだ動揺していた。
しかし二階堂さんは、クスッと笑った。
「フッ、どんなに頑張ったってもう遅い。
あの蓮って男も落ちた者だな。
まんまと策略にやられるなんてさ」
そうしたら
バン!!
明里は、二階堂さんに平手打ちをした。
「…っ!!?」
「あんた、最低!!
七海が、どれだけ傷ついたと思っているのよ!?
あんたの事でも悩んでいたのに
もう二度と七海に近寄ら無いで」
そう言い怒鳴った。
「そうよ!!あんたなんかに
七海ちゃんの気持ちを踏みにじる資格なんて無いわ。
二度とココに近寄らないで!!」
美久先輩も怒った。
「…ふん。もう利用価値が無いし
二度と近寄る気なんて無いさ」
そう言い出て行こうとした。