恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

急に黙り出す花菜ちゃん。

だが、クスッと笑った。

「それは、どうかしら?」

その笑みは、何かを企んでいるような
不敵な笑い方だった。

「はぁっ!?」
 
そう言った瞬間

クラッと目まいがする蓮先輩。

ガタッと椅子からずれ落ちる。

「…何だ…?これ…」

「ようやく効いてきたみたいね」

蓮先輩の様子が変だった。

花菜ちゃんは、クスクスと笑う。

< 347 / 392 >

この作品をシェア

pagetop