恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
素直な気持ち。
そうしたら蓮先輩は、
「…言わねぇーよ!」
「…はぁっ?
何でよ…!?」
花菜ちゃんは、驚いたように聞き返した。
「別に、こいつの気持ちが分かれば
いいだけだし
お前の事を言いふらする気も
差別する気もねぇーよ!」
私も蓮先輩の言葉に驚いた。
「蓮先輩…」
「だが、また同じ事してみろ?
その時は、容赦しねぇーからな」
ギロッと睨むと私を連れて
部屋から出て行った。
「……。」
泣き出す花菜ちゃん。
そして
私は、用意してあった蓮先輩の車に乗った。
「あの…先輩?」