恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

翌日の朝。

「…何だんですか?
この…ハーレム」

蓮先輩専用の部屋に行くと
毎度の事ながら女の子達がいっぱい居た。

「何って俺のガールフレンド達」

いやいや。
そういうことではなくて……。

「いや、そうではなくて…何で
また女の子達をココに連れ込んでいるんですか?
もう必要は無いでしょう?」

私が彼女ではないんですか?

唖然としながら言った。

「だってお前。俺の彼女辞めたんだろ?
なら、いいじゃん。
それに彼女にした覚えはあっても
女遊びを辞めるって言った覚えねぇ~し」

ムカッとした。

「もういい加減にして下さい!!
彼女辞めないもん。
だから、ちゃんと私だけを見てよ!!」

もう悔しくて泣き出してしまった。

するとクスクスと笑う蓮先輩だった。

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