恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

ドキッと心臓が高鳴った。

目の前で言ってくるので
私は、思わず目線を逸らした。

「…嫌ではない…かも?」

だから、こうやって
月(ルナ)としてそばに居られるし

近付く事が出来たのだから

蓮先輩がドSなら
私は、ドMかも知れない。

「それは、良かった…」

目線を合わせると
蓮先輩は、Kissをしようと近付いてくる。

私は、静かに目をつぶった。

kissまで後
数ミリになったとき

何やら声が聞こえてきた。

「おい、こら。押すなよ!?」

「ちょっ涼平…もう少し詰めてよ!!」

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