恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「だって、あの後だから
気になっちゃって…。
ほら、スクープにもなるでしょう?」
明里ったら……。
「ほう…スクープか……?」
『アハハッ…』
笑っていると蓮先輩は、クスッと笑った。
「お前らを校庭で釣り下げる方が
スクープになるのではないのか?」
『えっ!?』
バキッボキッと指を鳴らす蓮先輩。
「遠慮するな。
可愛がってやるから」
ニコッと笑顔で言ってきた。
『ひぃぃ…ごめんなさ~い!!』
逃げ出す皆だった。
「待ってーお前ら、逃げるんじゃねぇ~!!」