恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「なら、いいが…俺は、お前の保護者でも
あるんだから困った事があるのなら
何でも言うんだぞ!」
「うん。ありがとう。お兄ちゃん」
ニコッと私は、笑った。
(優しいな…いつも)
私の家族は、私が小さい時に
両親が事故で亡くなった。
お兄ちゃんは、保護者になって
今まで一生懸命私を育ててくれた。
ごめんね、お兄ちゃん。
心配は、絶対にかけないから
次の日。
怖がりながらも行くと
学校で三永先輩が待っていた。
「おい。兄貴が呼んでいるから
すぐに特別部屋に来い!」
やっぱり……。