恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「………はい。」
絶対に昨日のことだ!
罰って…まさか、殴られないよね?
それとも何か新しいことで
脅されるのかしら?
ビクビクと怖がりながら
蓮先輩用の特別部屋に向かった。
三永先輩は、言うだけで
一緒について行ってくれないし。
ドキドキと心臓が高鳴る。
(入るのが怖い……)
特別室に着くと
恐る恐るドアをノックしようとしたら
誰かの話声が聞こえてきた。
蓮先輩……お客さんでも居るのかな?
そう思いソッと隙間から覗いてみた。