恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「あの……今日発表する原稿用紙です」

「はぁ!?そんな大事な物を
無くしてるんじゃねぇーよ!!」

三永先輩に呆れながら怒鳴られてしまう。

ビクッと肩が震えた。

「す…すみません」

「チッいいから探すぞ!」

「は、はい」

結局2人で探す事に。

「あの……三永先輩は、どうして蓮先輩を
そんなに慕っているんですか?」

思わず気になって質問してみた。

「はぁっ?そんなのカッコイイからじゃん。
あんなに強い人は、滅多に居ないし
頼りになるし。何よりあー見えても優しいんだぜ?」

「えっ…まさか!?」

「お前知らねぇーだろうけど
ちゃんと周りを見ていてくれて
いざとなったら俺達を助けてくれるんだ!」

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