恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

三永先輩も困惑した表情をしていた。

「どうするんだよ?
これだと読めないだろ?」

「……うん。もう無理だよ。
こんな状況だし」

悔しいけど……諦めるしかない。

そうしたらポケットから

私のスマホがバイブで鳴り出した。

ハッと思いスマホを見てみると
蓮先輩からだった。

うっ……蓮先輩。

こんな状態で出るのは、怖かったが
出ないとさらに怖い状態になりそうだ。

恐る恐る電話に出た。

『探し物見つかったのか?
もし見つからなかったとしても
お前の思ったことを意見として言え!』

そう言われた。

蓮先輩!?

< 73 / 392 >

この作品をシェア

pagetop