恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

「だ…だから。すみませんって
謝ろうと…思っていまして」

「謝るぐらいなら最初から
やるもんではないよな?
お前って…そんなに俺にお仕置きをして
欲しいのか?」

蓮先輩は、目の前まで近づいてきた。

(ひぃぃ…)

「先……先輩近いです。
そんなことは考えていませんから」

「ふ~ん。よーし決めた!
お前……今日から1日。俺の奴隷になれ!」

はぁっ!?

「ど……奴隷!?」

「そう……今日1日俺の言うことは、
絶対に逆らわずにやれ!!」

突然そんなことを言ってきた。

「な……何で、私が!?」

冗談ではない。

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